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傍外尿道口嚢胞の日帰り摘出手術

亀頭部や外尿道口周囲に、小さなしこりや透明~半透明の水ぶくれ状の病変ができることがあります。

そのような病変の一つに、傍外尿道口嚢胞(Parameatal urethral cyst/Parameatal cyst)と呼ばれる良性の嚢胞性疾患があります。

当院では、傍外尿道口嚢胞に対して、拡大鏡と精細な手術器具を用いた日帰り摘出手術を自由診療で行っています。


傍外尿道口嚢胞とは

傍外尿道口嚢胞は、主に外尿道口周囲や亀頭部に生じる、内部に液体を含んだ袋状の良性病変です。数mm程度の小さな病変が多く、透明~半透明の水ぶくれやしこりのように見えることがあります。

痛みやかゆみなどの症状を伴わず、長期間ほとんど大きさが変わらないこともあります。

名称から尿道口のすぐ横だけに生じる病変と思われがちですが、尿道口の左右や下方、亀頭腹側、包皮小帯付近などに類似した嚢胞性病変を認めることもあります。


傍外尿道口嚢胞の治療について

傍外尿道口嚢胞は良性の病変であり、痛みや排尿への影響がなければ、医学的には必ずしも治療を必要としません。そのため、医療機関を受診しても経過観察となることが多い疾患です。

一方で、亀頭や尿道口という部位のため、小さな病変であっても、整容面の悩みや違和感から摘出を希望される方もいます。しかし、比較的まれな疾患であり、医学的な治療の必要性が高くないことから、摘出手術に対応している医療機関を見つけにくいことがあります。

当院では、外尿道口傍正中嚢胞の摘出を希望される方に対して、自由診療による日帰り摘出手術を行っています。

外尿道口や亀頭は繊細な部位であるため、小さな病変であっても、周囲組織との位置関係を確認しながら慎重に摘出します。


当院の手術方法

当院での摘出手術では、拡大鏡と先端の非常に細い針電極を使用し、嚢胞壁と周囲組織との境界を確認しながら細かく剥離していきます。

外尿道口傍正中嚢胞は数mm程度の小さな病変であることも多く、尿道口・亀頭という繊細な部位に生じるため、周囲組織への影響をできるだけ抑えながら嚢胞全体を摘出することが重要です。

拡大鏡による拡大視野

拡大鏡を用いて術野を拡大し、薄い嚢胞壁と周囲の亀頭組織との境界を確認しながら剥離を進めます。

先端の細い針電極を用いた剥離

電気メスにはさまざまな形状の電極がありますが、当院では先端が非常に細い針電極を使用します。

拡大鏡による拡大視野のもとで針電極を操作することで、嚢胞壁と周囲組織との境界に沿って細かな切開・剥離を行います。

嚢胞壁の一部が残存すると再発の原因となる可能性があり、また、手術途中で嚢胞が破れると薄い嚢胞壁と周囲組織との境界が分かりにくくなることがあります。

そのため、可能な限り嚢胞壁を損傷させず、周囲組織から丁寧に剥離して嚢胞全体を摘出することを重視しています。

摘出後は出血部位を確認し、必要に応じて電気メスで止血を行います。


手術の流れ

1.局所麻酔

病変周囲に局所麻酔を行います。

2.摘出手術

拡大鏡下で嚢胞壁と周囲組織との境界を確認しながら、慎重に剥離・摘出します。

手術時間は病変の位置や状態によって異なりますが、おおむね30分程度です。

3.止血・帰宅

摘出後に止血と創部の状態を確認します。

日帰り手術のため、術後はそのままご帰宅いただけます。


手術に伴うリスク・合併症

手術に伴い、出血、血腫、疼痛、腫れ、感染、創部離開、瘢痕、色調の変化、知覚の変化、病変の残存・再発などが生じる可能性があります。

また、尿道口に近接する病変では、病変の位置や周囲組織との癒着の程度によって、尿道口や尿道粘膜への影響が生じる可能性があります。


費用(自由診療)

初診料:3,000円(税込)

傍外尿道口嚢胞 摘出手術(日帰り):75,000円(税込)

 

手術費用には、局所麻酔、手術、術後処方、術後診察料を含みます。

診察にて病変の状態を確認し、当院で手術可能と判断された場合に手術日をご相談します。

手術費用75,000円は、手術予約時に前払いとなります。

※診察の結果、傍外尿道口嚢胞ではない場合や、病変の位置・大きさ・性状などから当院での日帰り手術が適切ではないと判断する場合があります。


よくあるご質問

Q.性感染症(性病)ではありませんか?

傍外尿道口嚢胞そのものは性感染症とは異なり、他人に感染する病変ではありません。

Q.再発する可能性はありますか?

嚢胞壁の一部が残存した場合などには再発する可能性があります。

当院では、可能な限り嚢胞壁を損傷させず、周囲組織から剥離して嚢胞全体を摘出することを重視しています。

ただし、手術によって再発の可能性を完全になくすことはできません。

Q.小さな病変でも摘出できますか?

数mm程度の病変でも、診察で摘出可能と判断すれば手術を行うことができます。

病変が小さいことと手術が容易であることは必ずしも同じではなく、尿道口との位置関係、深さ、周囲組織との癒着などによって手術の難易度は異なります。

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