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陰嚢水腫

陰嚢水腫について

陰嚢水腫とは、陰嚢(いんのう:精巣を包む袋)の中に余分な液体がたまり、陰嚢が腫れてくる状態を指します。成人男性に発生する陰嚢水腫の多くは、精巣を包んでいる「鞘膜」という膜からの滲出液(しみ出した液体)が増加することが原因です。

通常は痛みを伴いませんが、陰嚢が徐々に大きくなり、違和感や重さを感じるようになることがあります。見た目の変化から不安に思われて受診される方も多くいらっしゃいます。

外来では、穿刺針を用いて陰嚢内の液体を吸引する処置を行うことが可能で、これにより一時的に腫れや不快感は改善します。ただし、これは根本的な治療ではなく、多くの場合は数週間から数ヶ月以内に再発してしまいます。

根治的な治療をご希望の場合は、たまった液体を生じさせる膜を切除または処理する手術が必要になります。短期入院で行われることが一般的で、再発のリスクを大幅に減らすことができます。

気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

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