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腎盂・尿管がん

腎盂・尿管がんについて

腎盂および尿管は、腎臓で作られた尿を膀胱へと運ぶ通り道で、いずれも「尿路上皮」と呼ばれる特殊な上皮で覆われています。腎盂・尿管がんは、これらの尿路上皮から発生する悪性腫瘍で、「上部尿路尿路上皮がん」とも呼ばれます。

主な症状

初期には無症状のこともありますが、進行するにつれて以下のような症状がみられることがあります。

  • 肉眼的血尿(目で見てわかる血尿)
  • 顕微鏡的血尿(検査で初めてわかる血尿)
  • 腰背部の痛み
  • 尿の流れの障害や腎盂の拡張(尿閉や水腎症)

血尿は比較的早期から見られることが多く、がんの重要なサインとなります。

検査・診断

腎盂・尿管がんの診断には、以下の検査が行われます。

  • 尿検査:血尿の有無、異型細胞の検出
  • 超音波検査:腎臓や尿管の拡張、腫瘍の有無を確認
  • 造影CT(尿路造影):尿路の形状やがんの位置・広がりを詳細に評価
  • 血液検査(採血):腎機能(クレアチニン、eGFRなど)や全身状態の評価
  • 膀胱鏡検査:膀胱内を直接観察して、膀胱がんの合併を確認

特に、腎盂・尿管がんは膀胱がんと合併することが一定の割合でみられるため、尿路全体を評価する必要があります。膀胱鏡検査を含めた尿路全般の検査が推奨されます。

早期発見の重要性

腎盂・尿管がんは進行すると腎機能の低下や転移をきたすことがあり、早期の発見と適切な治療が予後を大きく左右します。血尿を指摘された場合や、原因不明の腰痛が続く場合には、専門的な検査を受けることが大切です。

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