梅毒
梅毒について
梅毒は、梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum subsp. pallidum)という細菌によって引き起こされる性感染症で
日本では2011年頃から感染者が急増し、
特に東京都では、2024年に約4,800人の新規報告があり、
また、池袋を含む豊島区周辺でも年間150〜
主な症状
感染初期(第1期)では、性器や口唇など性接触部位に、
一時的に症状が消えるため、治癒したと誤解されやすいですが、
第2期以降では、全身の発疹、発熱、リンパ節腫脹など多彩な症状
また、**妊婦が感染していると胎児に感染(先天梅毒)**
検査・診断
梅毒の診断は、まず血液検査でTPLA(梅毒トレポネーマ抗体)
- TPLA:梅毒トレポネーマに対する特異的な抗体を検出する検査
で、現在または過去の感染を示します。 - RPR:感染に伴って体内で産生される非特異的抗体を検出し、
活動性の有無を評価します。
この2つを組み合わせて、感染の有無・時期・活動性を総合的に判
治療
治療は、病期や症状に応じて以下のいずれかで行います:
- ペニシリンやテトラサイクリン系抗菌薬の内服治療
- ペニシリンの筋肉注射(単回投与で完了する場合が多い)
医師の判断により、適切な薬剤と治療期間が選択されます。
治療後のフォローアップ
治療後は、定期的な血液検査による経過観察(モニタリング)
- TPLA,RPR定量検査を中心に、
治療効果や再感染の有無を評価します。
また、感染拡大防止の観点から、パートナーの検査・治療も大切で
